巨匠ホロヴィッツはスタインウェイ本社から特別待遇を受け、お気に入りのピアノとお気に入りの調律師(フランツ・モア)と共に世界中でコンサートを行いました。(現代では夢のようです)
ホロヴィッツの愛したピアノがスタインウェイ社の【CD75】と1887年生のスタインウェイ社の【ローズウッド】。
なんとこの【ローズウッド】はホロヴィッツが来日した際のホテルの宴会場にあったピアノだそうです。
【ローズウッド】を使用したピアニスト江口玲さんのアルバムも聴きましたが、温かみのある音色のように思えました。
また、この著書の中にホロヴィッツが使用した別のピアノが、大学時代にお世話になった亡き松浦豊明先生がお持ちであると記載されており、懐かしさが込み上げました。
江口玲さんの「巨匠たちの伝説」