リスペクトする音楽家の1人、小澤征爾さんの「おわらない音楽」を読みました。
周囲の人に恵まれて、ピンチをチャンスに変え、音楽の最高峰「ウィーン国立歌劇場音楽監督」にまでなった小澤征爾さん。
何度かコンサートに行きましたが、あれだけ全身全霊をこめて指揮する方はそういないのではないでしょうか。
20年前、電車の中で私の前の席に座っておられ、私が固まっていると「あ、赤ちゃん抱っこしてるの?」と隣の席に座って娘の頭を撫でながら「子供はいい、子供はいいなあ。かわいいなあ」と言ってくださった事が宝物の思い出です。