チェリストのパブロ・カザルスは平和と人間愛を音楽で訴えて続けた音楽家です。94歳で国連平和賞を授与され、その時30年ぶりにチェロの演奏をし、その時のアンコール曲がカザルス作曲の「鳥の歌」でした。『私の生まれ故郷カタルーニャの鳥はピース、ピース(平和)と鳴くのです』とスピーチをしたエピソードは有名です。カザルスは「音楽で平和を訴える事が、自分が生まれてきた意味であるだろう」と語っていたそうです。早くこの戦争が終わる事を願います。