日比谷ミッドタウンで映画「国宝」を鑑賞してきました。

都会の真ん中にありながら、落ち着いた雰囲気を感じられる劇場空間で観るこの作品は、作品世界と現実とが不思議に重なり合うような感覚を覚えました。

映画は、原作の重厚さをそのままに、映像ならではの華やかさと余韻を持って描かれていて、役者たちの表情や細やかな仕草が一層心に響きます。
舞台芸術の世界の緊張感や孤独、そしてそこに宿る美しさが丁寧に映し出され、観終わったあとも心に余韻が残りました。

私は小説を2回ほど読んで、映画を鑑賞しましたが、かなり内容が映画と原作では違うため、書籍で読むのもおすすめです。