昨日、文京シビックホールで行われた小曽根真さんのライブ。
客席は熱気と期待に包まれ、最初の音が鳴った瞬間から、空気が変わるのを感じました。
共演者は、壺阪健登さん(ピアノ)、松井秀太郎さん(トランペット)、小川晋平さん(ウッドベース)、きたいくにとさん(ドラム)、佐々木梨子さん(サックス)という、若き才能が光るメンバーたち。
それぞれが自由に音を放ちながらも、音楽としてひとつにまとまっていく。
そのバランスの美しさがとにかく心地よかったです。
そしてアンコールで演奏されたのが、「自由への賛歌(Hymn to Freedom)」。
この曲は、カナダ出身の伝説的ピアニスト、オスカー・ピーターソンによって作曲された名曲で、1962年に公民権運動の時代背景の中で生まれました。
シンプルなメロディながら、深い祈りと力強い希望が込められた一曲。
まるで「音楽こそが自由への道だ」と語っているような、静かな強さを感じさせてくれます。
この曲を数年前,ブルーノートで小曽根さんの演奏を聴いた際は感動して心が震えたのを覚えています。
小曽根さんたちが奏でた「自由への賛歌」は、まさに今の時代に響くものでした。
誰かのために、そして自分自身のために、自由を信じて奏でる音。
じんわりと胸に染みて、聴きながら静かに涙がこぼれそうになりました。
ライブの最後には、Tシャツを購入。
出演メンバーがその場でサインしてくださって、一生の宝物になりました。
このTシャツを着てブルーノートに行く事を小曽根さんに宣言しました!
一音一音だけでなく、音楽を超えたあたたかさをもらえた夜。
心から「ありがとう」と言いたくなる時間でした。
終演後にゲットした「From Ozone till Dawn」Tシャツに、出演メンバー全員がサイン! 音楽の感動が、形として手元に残るなんて最高の思い出です🎷🎹🎺✨