重森光太郎さんを初めて知ったのは、2022年のロン=ティボー国際ピアノコンクールでした。それ以来ファンになり、大好きなピアニストの1人となり、応援していました。
重森光太郎さんのショパン国際ピアノコンクール予備予選での演奏は、非常にチャレンジングな選曲と力強いアプローチで挑んでました。
特にエチュードOp.10-1は、難易度が高く、彼の技術と表現力の限界に挑んだ内容で、果敢な攻めの姿勢が伝わってきました。
一方で、速めのテンポ設定がややリスクを伴い、ミスタッチや音のコントロールの粗さが目立ちました。
重森さんが音楽に真摯に向き合い、自身の可能性を広げようとしていることがはっきりと伝わってきました。
完璧さよりも挑戦を選ぶ姿勢に、益々目を離せません。
画像はショパン国際ピアノコンクール公式YouTubeからお借りしました。