ツィメルマンの新しいアルバムがリリースされました。
ブラームスのピアノ四重奏曲は普段あまり聞く機会がありませんでした。
クリスチャン・ツィメルマンが、若い仲間たちとともに録音した、ブラームスのピアノ四重奏曲第2番と第3番。
その演奏は、ピアノと弦楽器の音と音が自然に溶け合っていました。
ピアノが主張しすぎることなく、ヴァイオリンやチェロ、ヴィオラと対話するように響くのが印象的で、まさに“みんなで音楽を育てている”感じ。
特に第3番の深くて力強いメロディーには、どこか人間らしい温かさが感じられ、胸がじんわりとしました。
日本人チェリストの岡本侑也さんが参加されていて、日本人の活躍が嬉しく思います。
いつか生で聞けますように。