牛田さんがリーズ国際ピアノコンクールでのセミファイナルの演奏を終えました。
圧巻の演奏でした。
シューベルトのピアノソナタは1音1音が計算され、美しく、コンクールという事を忘れて聴き入ってしましました。
エイミー・ビーチ:ピアノ五重奏曲 嬰ヘ短調 作品67は初めて聴いた作品でしたが、ピアノソロとは違い、牛田さんが楽しそうな表情で演奏していたのが伝わってきました。
室内楽のメンバーとの息もぴったりで、このコンクールのために組んだとは思えない演奏でした。
今まで、どれだけの事を犠牲にして研鑽を積んだのでしょうか、そんな事を考えると涙が溢れます。
拍手が鳴り止まず、カーテンコールもあり、謙虚なお人柄、素晴らしいステージマナーが垣間見られました。
リーズ国際ピアノコンクールでは過去に内田光子さん、ラドゥ・ルプー、アンドラーシュ・シフが入賞されています。
演奏曲目
シューベルト:ピアノソナタ 第21番 変ロ長調 D.960
ケイト・ウィットリー 5つのピアノ曲
エイミー・ビーチ ピアノ五重奏曲 嬰ヘ短調 作品67
画像は公式YouTubeよりお借りしました